マイクロフィルム作成・電子化
マイクロフィルム作成
マイクロフィルムは、官公庁や図書館、博物館、大学、民間企業等多くの分野で活用され、国際規格化されている非常に信頼性の高い記録メディアです。原図を撮影し縮小してフィルムに記録します。デジタルデータよりもはるかに高画質でオリジナル原図に忠実に保存することができます。また、すでに電子化されているデータからマイクロフィルムを作成することもできます。
マイクロフィルム作成によるメリット
- 長期保存
- 適正な条件下であれば100年以上持つとされています。
- 法的証拠能力
- 原図をそのまま複写した物であり原図の状態を改ざんできない為、マイクロ写真が証拠能力を持つことが国内外の裁判でも実証されています。
- 省スペース化
- 原図をマイクロフィルム化する事により保存スペースを少なくでき、倉庫費用等のコスト削減に繋がります。
当社マイクロフィルム作成の特徴
- 文書情報のマネジメント専門資格であるJIIMA認定「文書情報管理士」を持った有資格者の撮影・現像処理によりマイクロフィルムを作成します。
- お客様の利用方法、保管方法や原図の種類・内容により最適なサービスをご提案します。
- 個人情報が含まれるため外に原稿を持ち出せないなど、セキュリティ上の不安がある場合には、撮影機を持ち込んでの出張撮影も承っております。もちろん、名古屋、東京、大阪など全国各地どこへでも出張します。
取扱フィルム
ロールフィルム
マイクロフィルムをそのままリールに巻いた物です。
幅は35mmと16mm、長さは30.5m・40m・65.6mの物が一般的です。
カートリッジ式フィルム
ロールフィルムをカートリッジに収納した物です。
カートリッジで保護されているので取り扱いが容易で安全です。
コマの自動検索を行えます。
アパーチュアカード
35mmロールフィルムを1コマ切り取りカードに貼った物です。
カードにはその画像の情報を書き込む事ができますので、ファイリングに適しています。
マイクロフィッシュ
シート状のフィルムに画像を基盤目状に配置した物です。
シート上部には見出し欄があり、内容を記載する事ができます。
マイクロフィルムジャケット
ロールフィルムを数コマ単位でカットし、透明なシートに挿入した物です。
シート上部には見出し欄があり、内容を記載する事ができます。
マイクロフィルム電子化
各種マイクロフィルムを専用スキャナで読み取り、PDFやTIFF形式などにデジタル化しお好みのメディアに保存します。デジタル化することでお手元のパソコンで簡単に検索・閲覧できるようになり、ネットワークでデータの共有もできるので活用の幅が格段に広がります。
マイクロフィルム電子化によるメリット
- マイクロフィルム閲覧のための専用機器が不要、機器の維持コストがかかりません。
- デジタル化する事によりお手元のパソコンで簡単に検索・閲覧できます。またネットワークを利用して情報運用を円滑にしたり、Webで情報を公開したりと活用の幅が広がります。
当社マイクロフィルム電子化の特徴
お客様の環境に合わせたデータ(PDF、TIFF)を作成すると共に画像の加工やテキストデータの編集など、今後の利用状況に合わせた形で作成します。
また、当社文書情報管理士により文書情報マネジメントシステムの構築に関してもご提案もさせていただきます。
マイクロフィルムと電子化データの相互活用
マイクロフィルム(アナログデータ)と電子化データ(デジタルデータ)両者の特性を活かし、長期保存用やバックアップはマイクロフィルムで、運用は電子化データで、とデータの種類や用途に合わせてマイクロフィルムと電子化データを併用することをお奨めします。